50の手習い、初ブログ

50代の専業主婦です。日々の事と、ドラマや本、ニュースなどの感想を書いていきたいと思います。

死後離婚ー婚姻関係終了届ー

女性の注目度上昇中だそうです。

 

とっても気になる、ワードですね。

 

夫の死後、夫の親族(義理の両親など)との法的な関係を断つ為の届出です。

 

この届出は、対象の姻族に許可を取る必要もなく、本人届出だそうです。

 

遺産相続は?

この届出を出しても相続は出来るそうです。

 

遺族年金は?

受給出来るそうです。

 

妻にとっては、デメリットは全然無いように思えます。

 

とにかく、とにかく義理の親族と法的な縁を切りたい!と思っている女性が多いのですね。

 

ちなみに、扶養義務は、そもそも妻には無いのだそうで、扶養義務を負いたくないが為にこの届出をする必要はない、と、本村弁護士が解説しておりました。

 

死後離婚かぁー。

私自身には縁のないことですが、息子の奥さんは…将来…

 

考えさせられますね。

考えてもしかたないですが。

(『関西情報ネットテン』を見ながら書きました。)

 

 

 

後妻業ー罪悪感も危機感もない事の怖さー

 映画が公開されて久しいですが、観たいと思いながら観逃してしまった『後妻業の女』

 

ある方のブログから、原作が黒川博行氏の『後妻業』であることを今更知って、早速購入したしだいです。

 

この作品も一気に読めてしまいました。  

 

少し前に関西のおばちゃん(年齢的にはおばあちゃんに近いかも)の[夫殺し]がクローズアップされて、連日ワイドショーを賑わしていました。

毎日、その疑いをかけられた老女はテレビに出てきて、自分の無実を当たり前のように主張していました。

 

ただ、夫が不審死を遂げたのは初めてではなく、老女は結婚死別をくりかえしており、その度に資産を相続していたと言う。

そのお金で身奇麗にし、遊び暮らしていたようです。

 

老女の手口がいつも巧妙で、結婚したら(籍を入れないで内縁の妻だったこともある)自分が資産を相続出来るように、必ず[公正証書]を作成していたとのこと。

 

道徳的にはどうであれ、法的には何も咎められない対策をしていたという狡猾さ。

 

いまだに、あの老女の顔が目に浮かぶ程のインパクトの強い事件でした。

 

もちろん、小説はフィクションですが、もうバリバリにあの老女と重なってしまい、面白いやらこわいやら。

 

作品中では、この「後妻業」という『なりわい』を斡旋する結婚相談所がでてきます。

殺人はしないまでも、こう言った詐欺まがいの行為は実在するのでしょうね。

 

黒川博行氏独特の、あの関西(大阪)臭。

なんともダーティでディープな大阪の世界。

 

私は大阪出身なので、土地勘もあり、映画を観なくても充分にイメージが湧いてきました。

 

そんな私の中で、『破門』を初めて読んで以来、勝手に黒川博行氏の作品に出てくる登場人物をイメージしています。

今作の結婚相談所所長は『トヨエツ』こそが、映画公開前から私のイメージにピッタリの俳優でした。

 

と、言うより、私の脳内では毎作品、『トヨエツ』なのです。

 

関西弁の上手さ、スタイルの良さ、顔の鋭さ、頭がキレそうな雰囲気。

ちょっと色男。

 

そんなトヨエツ演じる結婚相談所所長、後妻業を斡旋し、殺人にも加担している同じ穴のムジナにも関わらず、件の老女(小夜子)のことを、『罪悪感も無ければ危機感も無い』事にちょっとした恐れを抱いています。

 

そこがまさに、人としての『分岐点』なのてはないか、と、感じた私でした。

 

DVDでも観ようっと。

 

 

 

後妻業 (文春文庫)

後妻業 (文春文庫)

 
後妻業の女 DVD通常版

後妻業の女 DVD通常版

 

 

アマリリスの成長

ちょうど1ヶ月ほど前に、我が家にやってきたアマリリス

オランダからの輸入品らしい。 

(知人から譲りうけました)

 

水をやるのは二週間に1回で、存在を忘れかけてしまうほど、てのかからない子です。

 

今日は、その二週間に1回の水やりの日だったのですが、少し蕾がふくらんでいました。


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お天気が良かったのでベランダにだしていました。

そして夕方、部屋に入れてあげようと見ると


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かわいいピンクの花びらが開いています!

あまりにかわいいので、書き留めたくなりました。

 

実はこのアマリリス、子供の頭ほどの大きな花を咲かせる品種なのです。

なんだか、妖怪みたい?

夜中に歩き出しそうな?

特撮に出てくる怪獣みたいだなぁなんて思っていたのですが、花が開き始めると、かわいらしい。

 

花は健気だなぁ。

きれいに咲いてね。

と、声をかけてしまう私でした。