死後離婚ー婚姻関係終了届ー
女性の注目度上昇中だそうです。
とっても気になる、ワードですね。
夫の死後、夫の親族(義理の両親など)との法的な関係を断つ為の届出です。
この届出は、対象の姻族に許可を取る必要もなく、本人届出だそうです。
遺産相続は?
この届出を出しても相続は出来るそうです。
遺族年金は?
受給出来るそうです。
妻にとっては、デメリットは全然無いように思えます。
とにかく、とにかく義理の親族と法的な縁を切りたい!と思っている女性が多いのですね。
ちなみに、扶養義務は、そもそも妻には無いのだそうで、扶養義務を負いたくないが為にこの届出をする必要はない、と、本村弁護士が解説しておりました。
死後離婚かぁー。
私自身には縁のないことですが、息子の奥さんは…将来…
考えさせられますね。
考えてもしかたないですが。
(『関西情報ネットテン』を見ながら書きました。)
後妻業ー罪悪感も危機感もない事の怖さー
映画が公開されて久しいですが、観たいと思いながら観逃してしまった『後妻業の女』
ある方のブログから、原作が黒川博行氏の『後妻業』であることを今更知って、早速購入したしだいです。
この作品も一気に読めてしまいました。
少し前に関西のおばちゃん(年齢的にはおばあちゃんに近いかも)の[夫殺し]がクローズアップされて、連日ワイドショーを賑わしていました。
毎日、その疑いをかけられた老女はテレビに出てきて、自分の無実を当たり前のように主張していました。
ただ、夫が不審死を遂げたのは初めてではなく、老女は結婚死別をくりかえしており、その度に資産を相続していたと言う。
そのお金で身奇麗にし、遊び暮らしていたようです。
老女の手口がいつも巧妙で、結婚したら(籍を入れないで内縁の妻だったこともある)自分が資産を相続出来るように、必ず[公正証書]を作成していたとのこと。
道徳的にはどうであれ、法的には何も咎められない対策をしていたという狡猾さ。
いまだに、あの老女の顔が目に浮かぶ程のインパクトの強い事件でした。
もちろん、小説はフィクションですが、もうバリバリにあの老女と重なってしまい、面白いやらこわいやら。
作品中では、この「後妻業」という『なりわい』を斡旋する結婚相談所がでてきます。
殺人はしないまでも、こう言った詐欺まがいの行為は実在するのでしょうね。
黒川博行氏独特の、あの関西(大阪)臭。
なんともダーティでディープな大阪の世界。
私は大阪出身なので、土地勘もあり、映画を観なくても充分にイメージが湧いてきました。
そんな私の中で、『破門』を初めて読んで以来、勝手に黒川博行氏の作品に出てくる登場人物をイメージしています。
今作の結婚相談所所長は『トヨエツ』こそが、映画公開前から私のイメージにピッタリの俳優でした。
と、言うより、私の脳内では毎作品、『トヨエツ』なのです。
関西弁の上手さ、スタイルの良さ、顔の鋭さ、頭がキレそうな雰囲気。
ちょっと色男。
そんなトヨエツ演じる結婚相談所所長、後妻業を斡旋し、殺人にも加担している同じ穴のムジナにも関わらず、件の老女(小夜子)のことを、『罪悪感も無ければ危機感も無い』事にちょっとした恐れを抱いています。
そこがまさに、人としての『分岐点』なのてはないか、と、感じた私でした。
DVDでも観ようっと。
アマリリスの成長
ちょうど1ヶ月ほど前に、我が家にやってきたアマリリス。
オランダからの輸入品らしい。
(知人から譲りうけました)
水をやるのは二週間に1回で、存在を忘れかけてしまうほど、てのかからない子です。
今日は、その二週間に1回の水やりの日だったのですが、少し蕾がふくらんでいました。
お天気が良かったのでベランダにだしていました。
そして夕方、部屋に入れてあげようと見ると
かわいいピンクの花びらが開いています!
あまりにかわいいので、書き留めたくなりました。
実はこのアマリリス、子供の頭ほどの大きな花を咲かせる品種なのです。
なんだか、妖怪みたい?
夜中に歩き出しそうな?
特撮に出てくる怪獣みたいだなぁなんて思っていたのですが、花が開き始めると、かわいらしい。
花は健気だなぁ。
きれいに咲いてね。
と、声をかけてしまう私でした。